Amplitudeの分析はジョブに適したチャートを選択することから始まります。この記事では、Amplitudeのチャートのタイプと各チャートが最も適した分析のタイプについて概略をご説明します。
ここでご説明するチャートに関する詳しい情報は、ヘルプセンターのチャートを使うセクションをご覧ください。
ユーザーを知る
イベントのセグメンテーション
このチャートを使用して、選択した時間枠内で、ユーザープロパティまたはイベントプロパティに基づいてイベントを比較またはセグメント化します。Amplitudeのプランに応じて、1時間ごと、毎日、毎週、毎月、または四半期ごとの頻度でデータをリアルタイムに表示することもできます。
データテーブル
データテーブルは、単一のビューによるマルチメトリックな多次元分析を可能にし、ユーザーの行動、ユーザー属性、および指標の任意の組み合わせについて迅速に分析できます。
ユーザーの構成
このチャートは、1つのユーザープロパティに基づいてアクティブなユーザーの内訳を示しています。
ユーザーセッション
ユーザーセッションチャートでは、様々なセッションベースのメトリクスを通してユーザーを分析できます。
ペルソナ
ペルソナチャートは、類似するユーザーを異なるクラスタに自動的にグループ化します。Amplitudeは、ユーザが様々なイベントをどの程度頻繁にトリガーしたかに基づいて、ユーザーがどのクラスタに属するかを決定します。つまり、ペルソナチャートは事前に指定したルールではなく頻度ベースに基づいています。
実験結果
実験結果チャートでは、お客様はA/Bテストの作成が可能であり、統計的に有意な結果を識別するのに役立ちます。
ユーザーをコンバートする
ファネル分析
ファネル分析は、ユーザーがプロダクト内の定義済みパスをどのようにナビゲートしているかを精査します。また、ファネル分析はドロップオフポイントを示します。
エンゲージメントマトリックス
エンゲージメントマトリックスを使用すると、パフォーマンスが良くない機能を特定できることから、それらをリファクタリングまたは非推奨のいずれかにすることができます。また、最もパフォーマンスが優れている機能を特定することができるため、エンゲージメントをプロダクトの他の領域に拡張する方法を見つけることができます。
インパクト分析
インパクト分析チャートは、ある機能への初めてのエンゲージメントが別の行動の割合にどのように影響するかを確認するのに役立ちます。
パスファインダー
パスファインダーは、指定した時間内にユーザーがプロダクト内で行ったすべてのイベントとそのシーケンスをイベントの合計数に基づいて測定して表示しています。
パスファインダーユーザー
パスファインダーユーザーチャートは、指定した時間内にユーザーがプロダクト内で行ったすべてのイベントとそのシーケンスをユーザーまたはセッションカウントに基づいて測定して表示しています。
ユーザーの維持
リテンション
リテンション分析チャートは、初回イベントの発動後にユーザーがプロダクトに戻る頻度を示します。この情報はユーザーがプロダクトに戻ってくるかどうかを理解するために不可欠です。
スティッキネス(粘着性)
スティッキネスは週または月のインターバルにユーザーがイベントを実行した日数を測定します。これはユーザーをプロダクトに戻す要因となるイベントを特定することを意図しています。
コンパス
コンパスは、長期間のリテンションを予想し、最終的にアプリケーションの成長に導くユーザー行動のしきい値を特定するために使用します。
ライフサイクル
ライフサイクル分析は、アクティブユーザーを新規、現行および復活のカテゴリーに分類し、全カテゴリーを混成したユーザーのカウントを提供します。
マネタイズ
収益LTV
収益LTVチャートは、ユーザーが新規ユーザーとなった日付に基づいて、ユーザーのライフタイム値を表示します。